ネット環境とパソコンがあればどこででも仕事ができるという働き方をしているので、思い立ってワーケーションをしてきました。
ワーケーションとは「ワーク」と「バケーション」を組み合わせた造語。長期滞在しながらちょっと観光しつつ仕事もする、みたいな感じです。
ワーケーションをしてみて感じたメリットデメリットなどを書いてみようと思います。
メリット
非日常の中で仕事ができるので気分転換になる
仕事は常に家でするので、毎日代り映えがないので飽きるときがあります。
働く環境を変えたらやる気につながるのでは?と考えたのがワーケーションに行ってみようと思った最初の動機でした。
締め切り前の作家さんのように缶詰になってみるのもいいかも、と(笑)
適度にリフレッシュできる
私が泊まったのは温泉宿だったので、温泉が入り放題。
朝起きてすぐに熱い温泉に入って目を覚ますと、その後の仕事がはかどりました。
温泉入り放題といいましたが、実はあんまり熱いお湯が得意ではなく…^^;
長く浸かっていられないため朝風呂し終わっても8時にもならないので、普段よりも早い時間からスッキリと冴えた頭で仕事が初められたのは想定外のメリットでした。
窓からの景色が最高ー!
前情報として知っていたのですが、これが今回の宿にした一番の決め手でした。
机が窓際にあって、仕事中に横を向くと川と山が見える最高の景色!毎日こんなところで仕事できたら楽しいだろうなぁと思うほど。
ちなみにこんな感じのロケーションでお仕事をしてました(^^)
デメリット
仕事環境が最適ではない
家での仕事環境は、働きやすいように最適化されてます。毎日働く場所なので、こだわりは強い。
その分やはり使い勝手は悪くなるのは当然で。
とはいえ、思っていたよりは机が広く、仕事しづらいということも無かったです。今回泊まった宿の仕事環境はとても良かったんだろうなと思ってます。
1点困ったのが乾燥。冬だったので暖房をつけていたせいもあり、部屋の乾燥には悩まされました。
加湿器持っていけば良かったな~と思うほど(笑)
外食続きになる
これは私が普段自炊をしているから気になった点なのですが、自炊をできる環境はないため全部外食になります。ちょっと栄養バランスが偏るな~と思いつつ、旅行だし食べたいものを食べようと思って思いっきり偏った食事をしてました。
総評
メリットデメリットはもちろんあるけど、もう一度行きたいかと言われれば
もう一度行きたい!
が今回の感想。
いつもより仕事もはかどったし、観光をするためにたくさん歩いたので健康にも良さそうだし。
ワーケーション、オススメです!
今回の旅の情報
宿泊先
ここから先は今回私が行ってきた場所のご紹介。
まずは泊まった宿。
鬼怒川パークホテルズ
栃木県の日光市にあるホテルです。
私が泊まったところはパークコテージという、本館から少し離れたところにある独立した建物です。温泉宿には珍しく、洋室&ベッドのお部屋。
こんな感じの建物です。
お部屋の中はこんな感じ。
布団生活に慣れていないので、個人的にはベッドでありがたかった。
広さ的には普通のビジネスホテルくらいです。奥に仕事用のデスクがセッティングしてあるのがワーケーションプランならでは。
こちらのコテージ、本館から離れているので温泉に行くときに外を歩くのが少し寒いです。泊まる場合はご注意を。冬は湯冷めしちゃうのが難点かも。
場所は鬼怒川温泉駅から徒歩5分ほどなので、アクセスはとても良いです。
歩いていける距離に飲食店がいくつもあるのと、24時間営業のコンビニがすぐそばにあるのはありがたかったです。
というのも、飲食店が空いてない時間帯もあり…。
私は「お腹がすいたらご飯を食べる」という日々を送っているので、変な時間を食事をとることが多いんです。ところがお昼の時間帯を過ぎるとお店が閉まってしまうところが多くて、食事に困ることが何度か(笑)ちゃんとお昼にご飯を食べない私が悪いんですけどね^^;
あと、朝ご飯の時間に空いているお店も少なかった気がします。
朝食を食べたい方は事前に下調べをしておかないと、朝食難民になるのでお気を付けて。
ちなみにすぐそばにあるコンビニ、こんな感じの位置関係にあります。
信号を挟んですぐそこ!
近いっていうレベルじゃない近さです(^^)b
食事
先ほど「朝開いているお店が少ない」と書きましたが、数少ない朝開いているお店のご紹介。
ギャラリーカフェ PaintoE(パントエ)
モーニングをやっていて、朝8時半から開いているようです。
この一番下の「HIMITSU豚ご飯」が美味しくてリピートしました。2日連続で食べに行くという気に入り具合(笑)
こってり味のチャーシューで、しっかり煮込まれててホロッホロのお肉がとにかく美味しかった!
ちなみにこのチャーシューをサンドしたサンドイッチもオススメメニューとなっていました。次行くときはそっちも食べてみたい。
ご飯の量がなかなかボリューミーなので、小食な方はご飯少な目でと言っておいた方がよいかも。めちゃくちゃお腹いっぱいになります!
足湯カフェespo
次にご紹介するのは、「ホテルサンシャイン鬼怒川」に併設の足湯カフェespo。
ここは、足湯をしながら吊り橋が見れるベストスポットのカフェでした。
頼んだのはホットドッグセット。
ホットドッグ、コーヒー、フライドポテトのセットで1,100円だったかな。
ここのお店は1品オーダーすると足湯に入れるので、このお値段はかなりリーズナブルだと思います。
ちなみに足を拭くタオルも貸してくれるのも嬉しいポイント。
私が行った時間は私ひとりしか足湯をしている人がいなく、ゆったりくつろぐことができました。
足湯は外のテーブルを使うので、冬は少し寒いかも。
私が行った日は2月とは思えない暖かさ(最高気温17度!)だったので、足湯の熱さと外気のひんやりがちょうどいい塩梅でした。
足湯につかりながら、朝ごはん食べながら、吊り橋を眺める。
良い時間でした。
ちなみにここから見える吊り橋は「鬼怒楯岩大吊橋」という橋です。
カフェでのんびりした後に渡ったのですが、めちゃくちゃ怖かったです(T_T)
高所恐怖症の方は、他の人が渡ってない時を見計らって通るべし!他の人が歩いてると揺れます。
自分が止まって景色を眺めている時に他の人が歩いていると、橋の揺れがダイレクトにわかるのでめっちゃ怖いです。
吊り橋ってあんなに揺れるもんなんですね…。あれだけ揺れれば「吊り橋効果」が効果あるのも信じれるかも^^;
旅行会社
今回ワーケーションをするにあたって、Otellというサイトを利用しました。
こちらを経由して宿の予約をすると、仕事に必要な
- 机
- 椅子
- モニター
- Wifi環境
を用意してもらえます。
プログラミングをする場合は、デュアルディスプレイじゃないと不便な私にとっては、モニターの貸出は必須!
おかげさまでワーケーションしやすかったです。
ちなみにOtellは、宿が比較的空きがちな平日に、ワーケーションで連泊するお客さんを生み出すことで宿泊施設とワーケーション利用者のWinWinな状況を生み出そうとされているビジネスのようです。
基本的に素泊まりで、滞在中は清掃も入らないので、宿泊施設からしたら空いてる部屋を遊ばせているよりは安くても泊まってもらえる方がよいのでしょうね。
仕事に良い環境を安い金額で提供してもらえるので、ワーケーションしたい人にとってもありがたい限り。
仕事環境
宿泊施設で準備してくれた環境はこんな感じです。
机、椅子、モニター、デスクライトがセットされています。
モニターの前にある白いファイルの中には、モニターとPCを繋ぐケーブルが入っていました。
私のパソコンはちょっと特殊で、PC側がTypeCなので自分でケーブルを持って行ったので使いませんでしたが。
余談ですが持参したケーブル、モニターに繋いだまま忘れて帰りました…。置いてきたことに気づいて、速効でAmazonで再購入しました^^;
ちなみにセッティング後の仕事環境はこんな感じ。
ノートPCのスタンド、WEBカメラ、マイク、キーボード、マウスを持参しました。
ワーケーション中にミーティングの予定が入っていたので、カメラとマイクを持っていきました。ノートPCにもついているんだけど、性能があまり良くないので。
ほぼ家と同じ配置にセッティングができました。心配していたモニターとノートPCの干渉は無かったので良かったです。
横幅がちょっと足りないかなという感じでしたが、普段の机が広すぎるんだな、きっと。
かかった費用
3泊4日の滞在で、費用は27,280円。そのうち半分を日光市のワーケーション補助金でまかなえるので、一泊あたり3,500円くらいでした。(現在こちらの補助金制度は終了)
最大で5泊6日できて、当然ながら長く泊まった方が1泊分が安くなります。
今回は初めてだったので短めにしましたが、次は5泊してもいいかなと思ってます。
まとめ
ワーケーションについて、体験記を綴ってみました。
なかなか良い体験だったので、次はどこに行こうかな~とワクワクしていたりします。
リモートワークのかた、ぜひおすすめです!
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