エクセルVBAの勉強の仕方のおすすめと私の体験談

VBAの仕事をしていること伝えると、「どうやって勉強しましたか？」って聞かれることがままあるので、これからVBAを書けるようになりたい人向けに私の体験談を書いておこうと思います。

これからVBAを習得しようと思っている人、今まさに勉強中の人、勉強始めたけど挫折しそうになっている人の参考になれば幸いです！

結論
私の体験談
まとめ

結論

しょっぱなから結論を書きます。

VBAを習得したいなら、自分がラクになるツールを作ってください！
それだけです。
本を読みながら勉強している人に話を聞いたのですが、「今覚えていることが何に役立つかよくわからなくて退屈」だそうです。
・・・でしょうね^^;

このセルのデータがこっちのセルにコピペできるようなった
行を削除できるようになった

で、いつになったら私の仕事が自動化できるの？
ってなりますよ、そりゃ。

せっかく行削除できるようになるのであれば、一覧表の中から要らない行を削除したりとか有益なことに使いましょう。それができるだけで、私は仕事がラクになるツール作ったぞって成功体験になりますよ^^
できたときの喜びが大きいのでもっといろいろできるようになりたいなって思えますしね。モチベーション大事！

というわけで、結論です。
自分の作業がラクになるものを作ってください。
それを作る過程で、「こういうことをしたいんだけど、どうやってやるんだろう？」って調べていくことが自然とVBAの勉強になります。

私の体験談

結論は先に述べた通りなのですが、具体的に私がどうやったのかの体験談も書いておきます。

もともと持ってた知識

まず前提条件として、私は理系の大学に通っていたのでC言語がちょびっとできます。
できるとは言っても、
繰り返し処理をするにはfor文、条件によって結果を変えるにはif文
っていうのを知ってるくらいだったと思います。
できるっていうレベルじゃないですね^^;

最初の一歩

そんな私が一番初めにやったことは
ココナラで簡単な作業案件を請け負ってそれを自動化してみる
でした。

具体的には、PDFのデータをエクセルデータにする作業案件です。
住所録のようなデータだったと思うのですが、単純なコピペだけだとデータがガッタガタで、余計な空白セルを消したりとか、文字を置き換えたりとかを手作業でやる感じです。

最初は手作業でやってみて、これ毎回同じことしてるなって思うことをちょっとずつVBAで自動化していきました。

例えば、
こういう状態の時は空白セルを消して1個左に詰める
とかですね。
「こういう状態の時は～」っていう判断基準をIF文で書いて、空白セルを消す方法は検索して出てきたコードをコピペして使いました。

こうしてコピペして作ったツギハギのコードでも動くものが作れるということがわかりました。
最初から自動化の案件を受けなかったのは、まだ自信が無かったからです。受けたはいいけどできませんでした、では依頼してくれた人に迷惑をかけてしまいますので。

いよいよ自動化案件の受注

コピペのツギハギコードでもある程度自動化できそうだぞ、と思った私は、次の仕事からは自動化の案件を受けようと試みます。
仕事受けちゃえば、完遂しないわけにはいかないので死に物狂いで頑張るでしょ？背水の陣ってやつです。
そうでもしないと人間は勉強なんてしないんですよ。これを読んでる皆さんはそうでもないかもしれないですが、少なくとも私は^^;

ここから仕事を探す日々が始まります。どれもこれも難しそうで、そもそも応募できそうな案件を見つけるのが大変なんですよね。当時は知識が無さすぎて、そもそもできるのかできないのかの判断もできてなかったと思います…。

この頃は毎日のようにココナラでお仕事を探していた記憶があります。
初心者の私でも手が出そうな案件ってなかなか無いんですよね～。
ここは諦めずに頑張るしかなかったです。ひたすら仕事を探し続け、ようやく手が届きそうな案件を受けることができました。
とにかく探す＆応募するしかないです。どうやって仕事受注してますか？って聞かれることもあるのですが、最初は金額安くてもいいからどんどん応募！レビューが増えるまでは受注できる可能性がとにかく低いので！