以前VBAでメールの本文の自動作成をする方法をご紹介したのですが、その時の動画に
「フォントのサイズや色を変更したいです」
というコメントをいただきました。
今までフォントを変えようと思ったことが無かったので、目からウロコのご質問だったのですが確かに変えれると便利ですね。
というわけで、今回はフォントを変更する方法についてご紹介します!
メール本文の自動作成の方法を知らないよ、っていう方は、先にこちらのブログや動画をどうぞ。
まず、フォントを変更するにはHTML形式に変更する必要があります。(今回調べて初めて知りました)そして、メールの本文をHTML形式にするよ~って指定します。
上記2点が以前との違いです。
それでは1つずつやっていきましょう!
1.メールの本文をHTML形式に変更する
赤枠で囲っているところが本文の設定をしているところなのですが、BodyをHTMLBodyに変更します。
これだけで、テキスト形式じゃなくてHTML形式にするよ~という指定ができます。
簡単ですね!
2.メール本文をHTMLっぽく書く
HTML形式にするよ~って宣言したので、本文をHTMLっぽく書き直しましょう。
まず必要なのは『改行』です。
改行をしたいところに、<br>というタグというものを入れます。改行するためにはこういうものが必要なんだな、という理解でOKです。
改行のタグを入れるとこんな感じになります。
左が元の文章で、右が改行のタグを入れたものです。
次はフォントサイズを変えてみます。
点数と売上を目立たせるようにフォントサイズを大きくしてみましょう。
点数と売上の前後に<font size = “5”> </font>と入れます。
<font size = “5”> でここからフォントを変えますよ、と宣言をして
</font> でここまでで変更終わりです、と宣言する感じです。
数字を変えると文字の大きさが変わります。
次は色を変えてみます。font sizeの後ろにcolor = “色”を入れてみます。
色は6桁の数字とアルファベットで表します。
『WEB 色』『WEB カラー』とかで検索すると、どのような組み合わせでどの色になるかの一覧が見つかるので、探してみてください。
ここまで変更した物を実行すると、こんな感じになります。
点数と売上の文字サイズが大きくなって、色が変わっています。
デザインセンスという観点からいうと見た目がだいぶヘンですが、そこは目をつぶっていただけるとありがたいです(笑)
(2024/07/12 追記)
上記以外にも、太字にしたり下線をつける方法を知りたいですというコメントをいただきましたので、方法を追記します。
・太字にする方法
下線を引きたい文字を<b></b>で挟む
<b>こんにちは</b>
・下線を引く方法
下線を引きたい文字を<u></u>で挟む
<u>こんにちは</u>
このような形で太字や下線を引くことが実現できます。
フォントの変更の仕方について、動画でも解説しています。こちらも併せて見ていただけると理解しやすいと思います。
今回はVBAでメールの本文自動作成~フォントの変更の仕方編~でした。
この記事がどなたかの参考になれば幸いです。
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